2019年1月24日にカルソニックカンセイ本社にて開催された展示会に、ホットスタンプ技術を使ったプレス品を主体に出展しました。同社の研究開発センターの研究開発者を中心に他社の来場者など多数の訪問をいただきました。当社ブースにも終日にわたり多くの方に足を止めていただき盛況でした。
ホットスタンプ技術を活用したアルミ板は鋼板の中でも成形性の良いSPCEに比べても優れ、簡易形状のダイカスト品の代替が可能です。今回の展示の様子を以下に紹介いたします。(また、ホットスタンプ技術については、2018年11月21日展示会の写真からも詳細をご覧ください。)
以下写真は、①冷間プレス(下死点10㎜h)で4隅に亀裂発生。②ホットスタンプ(1回プレス)で成形完了、③成形品を レーザーにてトリムおよび穴あけ後を示します。
以下写真は、ホットスタンプ品の深さを変化させた試験です。初期(前記:15㎜h)に比べ10㎜h深くした試験結果で、 左側が15㎜h、右側が25㎜hです。深くすることで壁面に亀裂が発生したので、ブランク形状を適正化しています。